晩生梨の決定版 豊里梨

瑞々しさと甘さが抜群


12月に登場する晩生の梨では晩三吉が有名です。貯蔵性はいいのですが、味は大味で盛カゴなどのお飾り的な梨というのが、青果業の中では共通した認識です。晩生の梨はそんなもの、頑張って売るほどのものではないと思っておりました。

しかし、この梨を食べて驚きました。メチャクチャ甘いのです。糖度なんと13度ありました。晩生の梨でこれだけおいしいものが出てくるとは嬉しい限りです。味に定評のある新興と貯蔵性の良い愛宕の掛け合わせ、玉もすごく大きいです。まだまだ珍しい品種なので贈り物に喜ばれると思います。

このゴツゴツした野性的なたたずまい、素敵です。天皇杯受賞の梨産地、大分の日田産です。

大分日田の豊里梨

去年は糖度13度でご紹介しました。それでも今の時期の梨としてはとてもおいしいものですが、なんと今回は16度近くありました。これはもう異常なおいしさです。ただ、甘いだけではありません。シャキシャキの食感も健在でまさにパーフェクトなお味。晩生の梨もここまできました。もちろん、猛烈です!! 

大分日田の猛烈豊里梨

6玉で3.3キロ!!

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