宮崎フルーツの代表選手日向夏

日向夏は1820年(文政3年)に偶然宮崎の民家で発見された珍しい柑橘です。白皮(アルベド)ごと食べると、なんともいえない素敵な味わいが生まれます。みかんの種類は数多いですが、白皮も食べるのはおそらく日向夏だけだと思います。
この日向夏、実は宮崎マンゴーに負けないくらい、いやそれ以上に私のお気に入りの果物なのです。
日向夏は12月〜4月まで、半年近くあります。これだけ期間の長い柑橘というのも珍しいですね。
特徴的なのは白皮(アルベド)ごと食べる事ですが、最近はみかんみたいに手で皮を剥いて、白皮は食べないという日向夏も出てきています。
また、日向夏の変種にあたるのですが、「はるか」というすごくおいしい柑橘もあります。
当店では、その時その時でおいしい生産者さんの品を選んで送ります。みなさんの「うまい」の声が励みです。

★食べ方に特徴があります  →  食べ方(剥き方)    
★黄色い外皮も利用できます  →  お客様から教えていただいたレシピです

一番人気の種無し日向夏(ハウス栽培)

●プリンセス種無し日向夏

種無しはやはり圧倒的な人気があって、はなまるでも一番人気の商品です。種がないため、芯まで食べられるので思った程は高くはないです。

種無しは県内では大束や日南、宮崎中央、綾や清武などで作っています。宮崎県内のみかんができるところではほぼ日向夏も作っています。日向夏はそれだけ宮崎に定着している柑橘なのです。
黄色い外皮を包丁で剥いて、白皮ごとカットして食べます。甘みと酸味のハーモニーです。

プリンセス種無し日向夏
今年も始まりました!!
お歳暮に大人気

11〜13玉入 約2kg
税込5980円

種の少ない少核日向夏(ハウス栽培)

●種の少ない日向夏

いよいよ日向夏の季節がやってきました。甘くて酸っぱいこの柑橘はマンゴーと並んで宮崎を代表する果物です。

年末から2月頃まではハウス栽培の日向夏、2月から春先までは露地物となります。
種無しの日向夏は雑花粉がつかないようにハウスで栽培して、花の時期に4倍体甘夏の花粉を手作業で受粉させて種無し化をはかります。同じ手順でも完全に種無しとならなかったものは少核日向夏として流通します。

種無し日向夏と同じ栽培方法ですので、当たりがよければ種無しの事もよくあります。あってもゴマみたいな小さな種なので種無し感覚で食べる事ができます。
春先の露地ものは結構大きな種がはいってます(笑)。




種の少ない日向夏
2キロ11〜13玉
4980円


日向夏の食べ方(剥き方)

外皮を剥いた状態りんごをむく要領で日向夏の外皮(黄色い部分)をうすくはぎます。白皮(アルベド)は残します。





乱切りにしてさあ食べよう。もちろんきれいに切っても構いません。
砂糖や醤油をかけてもおいしく頂けます。種有りの場合は芯を残すように削ぎ切りします。
カットした状態








外皮の利用法

1.日向夏の蜂蜜漬 超簡単
1)日向夏の皮を細かく刻んでから水にさらし、ザルにあげて水気を切ります。
2)ガラス瓶(ジャム瓶など)に皮を入れて、皮が漬かるぐらいまで蜂蜜を入れます。
 (あまり多く入れるとすぐ吹いてしまうので、瓶の半分くらいが目安)
3)ふたをしないでそのまま電子レンジに入れて加熱します。
 (分量により加熱時間は調節します。長時間だと吹いてこぼれてしまいます)
4)レンジから出したら熱いうちにふたを閉めて、余熱を通します。
5)冷めたら冷蔵庫で保管します。

この蜂蜜漬を水やソーダで割ると、とってもさわやかな香りと甘みが楽しめます。また、ケーキやクッキーの材料としても重宝しますよ!

簡単ですので、ぜひ試してみてくださいね!


2.日向夏のピールチョコレート
 用意するもの
  ・電子レンジ
  ・電子レンジの皿または大皿
  ・クッキングシート
  ・箸
  ・スプーン
  ・耐熱ボール(パイレックスガラスでも電子レンジ耐性陶器製でも)
  ・冷凍冷蔵庫
  ・できたピールチョコレートを保存する容器

 材料
1. 日向夏の果実:中身を食べた残り、何個でもいい。
2. グラニュー糖:日向夏の皮の重さの8割から同量。はちみつで全体の味調整。はちみつの甘さは砂糖の5倍で換算。
3. 板チョコ:ブラックでもミルクでもお好みで。重量も適当。余ったら多めにチョコレートを載せればいいので。

 料理手順
1. 日向夏の上下の皮を包丁で切り取り、残りの皮を包丁で厚めに幅広く、縦に切り取ります。
2. 切り取った皮をさらに5ミリ幅で縦に切り、全体の重さを量り、耐熱ボールに移します。
3. それに、同量から80%の重さののグラニュー糖を加えます。
4. 軽く混ぜ、電子レンジ強で2分熱した後、取り出しかき混ぜ、もう一度2分位熱します。
(ある程度、柔らかくなるまで、電子レンジで温めます。)
5. 電子レンジより取り出し、かき混ぜ、オーブン皿にクッキングシートを広げて、その上に一つ一つ離して置き、あら熱を取ります。
6. 板チョコ(ブラックでもミルクでも、お好みで)を2センチ角くらいの大きさに割り、耐熱ボールに入れ、電子レンジ強で数分間、チョコレートの溶け具合を見て、不安なら時々止めて、スプーンなどでチョコレートの溶け具合を確認して、温めます。8、9割溶けたところで止めます。(完全に溶かすと、チョコレートが温まりすぎて、中が焦げて、苦くなったりいたします。)
7. 溶けたチョコレートをかき混ぜ、全体を均一にします。
8. その中に、あら熱を取った日向夏を数個ずつ入れ、全体にチョコレートが覆わせ、箸で一つずつ取り出し、クッキングシートの上に置きます。
9. 残った溶けたチョコレートをスプーンで少し取り、クッキングシートに広げた日向夏にさらに載せます。
10. ある程度、載せたチョコレートも固まったら、広げたままのクッキングシート毎、冷凍冷蔵庫の冷凍室に5分ほど置きます。
11. 後は取り出して、きれいな箱やケースに移して、冷蔵庫に保存してください。日向夏の香りが口いっぱいに広がるおいしいピールチョコレートが できます。


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