鹿児島特産の小さいミカン
●火山土壌と島の気候が育む独特風味の柑橘●
桜島小みかんは普通のみかんに比べるとかなり小さいです。直径は4センチ前後、とっても可愛くて、お正月のおもちにのせるのにもちょうどいいサイズです。
皮離れがよくて、皮が剥きやすいのも特徴ですが、なんと言っても独特の風味と濃い甘さが最大の魅力です。桜島小みかんの香りを嗅ぐと、「あぁ〜、お正月だなぁ」という気分になります。
桜島小みかんはほとんど12月だけにしか出荷されない、期間限定のみかんです。お歳暮に毎年大人気の商品です。箱も可愛いですよ。
糖度によって階級分けされているので、買う時の安心感もありますね。
●味の秘密は溶岩土壌?●
有名な鹿児島の桜島、ここは島全体が分厚い溶岩と火山灰で覆われています。桜島は活火山で今でもよく噴煙を上げます。大きな噴火の時は宮崎県の都城まで「ドーン」と振動がきて、火山灰が降ってきたりします。
この地で昔から作られているみかんが「桜島小みかん」として年末に大変人気のある品です。
おいしいみかん作りは基本的に水はけの良い土壌が第一条件です。ミカン農家では園地の評価をするのに、「地が浅い」とか「地が深い」という表現をします。「地が浅い」とは岩盤や砂礫の上に表土が
浅くかぶっている状態で、この状態は水はけの良い理想的な園地と言えます。
桜島の小みかん園はまさにこの状態、納得ですね。